室内楽って知ってる? 〜チェンバーミュージック・ガーデン2015〜

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サントリーホール@アークヒルズで行われた室内楽のコンサート

チェンバーミュージック・ガーデン2015

サントリートピックスさんのお招きで行ってきましたサントリーホールのチェンバーミュージック・ガーデン2015
1日楽しめたイベントの様子をご紹介です。
※サントリーホール内は撮影禁止です。一部画像はサントリーホールさんからのご提供になります。

集合はサントリーホール

サントリーホールパイプオルゴール

アークヒルズのサントリーホール前に集合です。
隣接したカラヤン広場ではヒルズマルシェの準備の真っ最中でした。
10時ちょうどに鳴り響くパイプオルゴール。
こういうメカメカしいのは燃えますねー。
チェンバーミュージックとは室内楽のこと。
欧米では家族で楽器を演奏する習慣があるそうで、小さなホールで弦楽四重奏など四人程度の演奏をチェンバーミュージックと呼ぶみたい。

これでワンコイン!? マルシェ・ワンコインコンサート

弦楽四重奏

室内楽アカデミー・フェローによるマルシェ・ワンコインコンサート開始です。
サントリーホールが若手音楽家を支援するENJOY!MUSICプログラムの一環の一つが室内楽アカデミー・フェロー
演奏しているのは世界で活躍する音楽家によるレッスンを受けている学生さんたちです。
学生とは言っても、ほとんどが楽団に属しているプロ。
何組か登場して演奏していきますが、ステージが近いんですよ。
表情や演奏する指使いが直に見えます。
合間合間に曲の説明や背景を解説してくれるので初心者でも安心。

室内楽の魅力とは?

レッスン

午後は室内楽のレッスン。
歴史、聞き方など教えてもらいました。
ここで聞いた室内楽の魅力とは、こんな感じ。
  • 1つ1つのパートを一人で演奏するので役割が明確。そのため演奏する人や共演者の特徴が出やすい。
  • 迫力のオーケストラや華麗なソロと違って、室内楽は音楽の本質を追求している。
  • 演奏者の息遣いや表情の変化、目線での会話など、音楽が目の前で感じられるライブ感。

日本ではソロやオーケストラが注目されていて、もっと室内楽を楽しんでもらいたいというサントリーホール館長の意向で始まったのがチェンバーミュージック・ガーデンとのことでした。

バイオリンとビオラ

そしてフェローの小形響さんと福井萌さん。
レスパス弦楽四重奏団に所属されています。
お二人にヴァイオリンとビオラを触らせてもらいました。
自分の手で音が出ると嬉しいですねー。

サントリーといえばウィスキー

響

午後のコンサートの前にドリンクを。
サントリーホールだし、やっぱりここはサントリーウィスキーのですよね。

ハープとバイオリンのコラボレーション!

ハープとバイオリン

続いてENJOY!ウィークエンド vol.6
世界的に有名なハープ奏者、吉野直子さんとバイオリニストの白井圭さん。
ハープをメインにクラシックを聞くということはなかなか無いですよね。
ハープの奏者の方はロングドレスを着ていることが多いのですが、これはハープのペダルをかなり激しく踏むのでそれを隠すためだとか。
室内楽では距離が近いので足元もよく見えますが、華麗な手の動きに激しい足捌きがすごいんです。
ヒルズマルシェを覗いたりした後に、サントリーホールで音楽を楽しむ休日って良いですねー。
来年はサントリーホールができて30周年のミレニアムイヤー!
チェンバーミュージックガーデン2016もより大規模にやるようです。