005 建築条件付き土地って何よ?

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建築条件付き土地。
一戸建てを検索しているとよく出てくる単語です。
実際には家がまだ建っていなくて、これから建てる土地のこと。
もうちょっと正確に言うなら、土地の売買契約が成立してから3ヶ月以内に建築契約を成立させる必要がある土地です。

買い主
・自由な間取り
・でも建て売り住宅の価格で

売主
・建物付き土地と同じくらいの価格で売りたい

などの要望を満たすための物。
注文住宅と建売住宅との良いとこ取りな形態ですねー。
だったら全部これにしちゃえばいいじゃない、と思ったりしますが、建築条件付き土地の購入にはよく注意する必要があります。

・建築プランはどれくらい自由にできるのか?
 3種類の間取りから選ぶことしかできない
 ➡プランの修正ができるか確認する。
 ルーフバルコニーなどのオプションが高い
 ➡オプションの有無、価格を確認する。
・土地の契約と建築の契約が同時ではないか?
 土地の取得が先に行われる場合が多いため、土地を買った後に思ったような家を建てることができなくても解約できない。
 ➡同時契約を行わないこと。
 契約時に提示された土地面積が公簿で、実際に測量したらもっと狭く、結果的に思ったような家を建てることができなくても解約できない。
 ➡公簿売買を行わない、もしくは実地測量との差が大きかったら解約できる特約を付ける。
・施工業者を変更できるか確認する。
 ➡変更できるのであれば、相見積もりを取る。
  でも施工業者に見積もりを取るのに手数料を取られるようなら、仲介業者から施工業者に見積もりを取ってもらう方がいいかも。
・手数料について
 建築業者との仲介を依頼しないのであれば、建築物に対する手数料を払わなくても良い?
 (この辺は口頭で仲介業者に聞いたので曖昧。仲介を依頼しないとどんな作業が発生するのかは不明)
・土地の先行取得
 土地を先に契約して購入することになるので、住宅が完成する前、施工する前からローンの返済が始まる。
 現在の家賃・ローンを払いながら土地のローンを払わないといけないので経済的負担が多い。