ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~見てきた【ネタバレ】

  • 投稿日:
  • by
ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~
太宰治生誕100年、松たか子と広末涼子が共演しているヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~をTOHOシネマズシャンテで見てきました。
普段あんまりこういうの見ないんですけどねー。

あらすじはこんな感じ。

戦後の東京で、才能がありながら放蕩三昧を続ける小説家・大谷を健気に支えて暮らす妻の佐知。貧しさを忍びつつ幼い息子を育てていたが、これまでに夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため椿屋という飲み屋で働き始める。佐知は水を得た魚のように生き生きと店の中を飛び回り、若く美しい彼女を目当てに通う客で椿屋は繁盛する。そんな妻の姿を目にした大谷は、いつか自分は寝取られ男になるだろうと呟くのだった。
以下、ネタバレ含む感想です。
放蕩癖があるダメ男な大谷(浅野忠信)になんで佐知(松たか子)が見切りをつけて別れないのかとずっと思って見てました。
旦那が自分以外の女(広末涼子)と心中未遂までしたのに。
最後の方で、広末涼子と松たか子がすれ違ったときの広末涼子の「ふふん」みたいな勝ち誇った表情が素晴らしい。
その時、松たか子は心中相手が広末だと知らないし、広末も大谷の嫁が松たか子だと知らなかったはずなのに、お互いその瞬間に悟ったんでしょうね。
思ってたより見ごたえのある映画でした。