六本木ヒルズのTOHOシネマズでを見てきたので感想とか、ちょっとメモ程度に年表とか書いてみます。
あらすじはこんな感じ。
以下、ネタバレです。
あらすじはこんな感じ。
1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていくひとりの男の姿を描いた短編の映画化作品。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止めることはできない。ニューオーリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。
主人公、ベンジャミンが触れ合う人々や場所、愛する人との出会いと別れ、人生の喜び、死の悲しみ、そして時を超えて続くものを描きあげた、一生に一本、心に残る愛の詰まった感動巨編。出演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン。監督は時代を代表する監督のひとりになったデビッド・フィンチャー。
以下、ネタバレです。
激動の時代に生まれた、老人の姿で生まれてだんだん若返っていくという運命に生まれたベンジャミンのお話。
生まれた直後に父親の手によって捨てられるベンジャミン。
放置された場所が老人ホームだったのは狙っていたのでしょうか。
そこで働いていたクイニーに拾われて育てられます。
以下、年代がはっきり出ていたところを記憶を頼りに年表化してみます。
年代 | ベンジャミンの外見年齢 | ベンジャミンの年齢 | デイジーの年齢 | 出来事 |
---|---|---|---|---|
1918年 | 86歳 | 0歳 | - | 第一次世界大戦終了の年。 ベンジャミン誕生。 老人ホームで暮らし始める。 |
1926年 | 78歳 | 8歳 | 5歳 | デイジーと運命の出会い |
1935年 | 69歳 | 17歳 | 14歳 | ベンジャミン、独立。 曳船の船員になる。 船長に連れられて酒を飲んだり、売春宿に行ったり。 不倫も始める。 |
1941年 | 63歳 | 23歳 | 20歳 | 第二次世界大戦勃発。 不倫終了。 乗ってた船が軍に徴収されてベンジャミン参戦。潜水艦と戦う。 |
1944年 | 60歳 | 26歳 | 23歳 | 戦争終結。 ベンジャミン、老人ホームに帰る。 デイジーと再会。 ニューヨークにデイジーの公演を見に行ったりしたけど超えられない壁を感じたり。 |
1962年 | 42歳 | 44歳 | 41歳 | 実父が亡くなり遺産相続。 事故で踊れなくなったデイジーといろいろあって同棲開始。 一番年齢のバランスが取れている時代で幸せそう。 |
1968年 | 36歳 | 50歳 | 47歳 | 長女(キャロライン)誕生 |
1970年 | 34歳 | 52歳 | 49歳 | キャロラインの2歳の誕生日にベンジャミンが家を出る。 |
1980年 | 24歳 | 62歳 | 59歳 | 突然ベンジャミンがデイジーの前に姿を現す。 キャロライン(12歳)の様子を見に。 しかし、デイジーは再婚済み。 |
2003年 | 0歳 | 86歳 | 83歳 | ベンジャミン、赤ん坊の姿のまま老衰で死亡。 |
17歳で家を出てから、戦争が始まるまでデイジーに葉書を出し続けたベンジャミン。
キャロラインが生まれてから家を出た後、今度は娘に葉書を出し続けたりもします。
ストーリーは、病床のデイジーがキャロラインにベンジャミンの日記を読ませながら進むのですが、キャロラインはそれにより、自分の父親のことを知ります。
ベンジャミン、デイジー、キャロラインが幸せだったのかはわかりませんが、単純に愛とか絆とかで片付けられる映画では無いと思います。