【ネタバレ】「ハンティング・パーティ」と「フィクサー」

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映画の日だったので日比谷シャンテ3で見てきました。
映画を見ることは決めていたんですが、あまり面白そうなのをやっていなかったので、普段あまり見ない系統のものを見てきました。
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【ハンティング・パーティ】
元敏腕特派員のサイモン。サラエボで恋人が惨殺された直後の生放送で切れてプッツン。
それ以来左遷させられて転落人生まっしぐら。
その相棒のカメラマンのダック。サイモンと一緒に戦場を取材していたが、サイモン転落後は本社に栄転。
ダックがコネで入社したボンボンのベンと一緒にサイモンと再会したところから急転します。
実在の人物、事件を背景にしてるのでリアルさがあります。
だからといって堅苦しくならない程度のアメリカンジョーク。
終盤フォックスに捕まった後の脱出はかなりご都合で、フォックスを捕らえるのもかなり端折ってますが、十分楽しめます。
リチャードギア演じるサイモンが憎めない上に格好いい。
エンドロールの手前で元ネタを明かしていくのが良い感じ。

【フィクサー】
フィクサーとは揉み消し屋のこと。
その道一筋できた主人公弁護士は副業のバーやギャンブルで失敗して借金持ち。
そんなダメ親父が同僚のフィクサーが殺され、残された遺品から企業の内部文書を見つけて企業に挑む。
前半のほとんどを主人公のダメさ加減を表現するのに使っていて、なんでいきなり悪をあばく側になったかが描かれていないのでぜんぜん感情移入ができません。
こっちはほんとにダメ親父で、エンディングで格好つけても格好良くない。